○これまでの人生と全く関係ないことにチャンレンジしよう


興味が出ないのは、行動しないから。

きっかけは、本屋にある。

 興味が出ないのは、行動しないから。きっかけは、本屋にある。 | 60代がしておきたい30のこと

「何もやる気が起きない」

「何も興味がない」

そんな弱音を吐いていませんか。

たしかに何かを行動するときは、興味が必要です。

興味がないことをしても、楽しくありませんし、やる気も起きません。

行動すればいいと頭で分かっていても、興味がないことは、行動しようがありません。

「興味が出ないのは仕方ない」と思いますが、そうではありません。

興味が出ない本当の理由は、行動していないからです。

興味は、急に出てくるものではありません。

行動したときに、出てくるものです。

新しい刺激に触れたとき、感性が触発されて、興味が出てきます。

興味が出てきて行動すれば、さらなる興味が出てきます。

好奇心が、次々と連鎖していくのです。

「興味がない」と思ったら、行動です。

なんでもいいのです。

最初だけ苦しいですが、思い切って行動しましょう。

どうしても興味が出なくて困っているのなら、本屋に行きましょう。

本屋は、興味の宝庫です。

あらゆるジャンルが、勢ぞろいしています。

本屋の中を一巡りするつもりで、本のタイトルを見ていきましょう。

ぴんと来る1冊が、目にとまるはずです。

あらゆるジャンルがそろっている本屋であれば、1つくらい、興味をそそる本があるはずです。

釣り、ガーデニング、編み物、パソコンなど、なんでもいいです。

趣味なのですから、得手不得手はまったく関係ありません。

その本を買って、貪るように読みましょう。

読み進めるにつれて、さらに興味が出てきます。

興味が興味を生み出し、連鎖して、好循環になるのです。

楽しんでいるうちに、別のジャンルに興味が出てくることもあります。

こうなればしめたものです。

後は勝手に体が動き、もう行動をやめられなくなるのです。


★あなたの旅立ちを邪魔しているのは、名刺かもしれない。

定年退職後、前に勤めていた会社の名刺を持っていますか。

「記念に持っている」という人も、いるかもしれませんね。

有名な会社であったり、肩書が高かったりすると、捨てにくいものです。

恐れ入りますが、その名刺はもう不要です。

きっぱり捨てることを、おすすめします。

前の会社の名刺は、新しい旅立ちの妨げになるからです。

勤めていた会社が大きいほど、名刺の肩書を捨てにくいものです。

課長や部長などの肩書があると、誇らしく思うでしょう。

誇りを持つのは結構ですが、もう過去の話です。

これからは、邪魔になります。

名刺があると、頭の片隅に、当時の肩書が浮かびます。

すると、自然と横柄な態度や偉そうな口調になり、不和の原因になることがあるのです。

過去の自分の功績を認めてもらいたい気持ちは、人間関係の妨げになります。

定年退職をすれば、過去のことは忘れましょう。

「以前はこんなに偉かった」というプライドも、捨てましょう。

きっぱり名刺を捨てることです。

その決断があれば、素晴らしい60代が送れます。

丸裸にされたような気持ちになり、性格が丸くなり、物腰も低くなります。

一から始める気持ちが大切です。

真っ白な心を持つから新しい出会いをしやすくなり、人間関係も円滑に進めやすくなるのです。


出典: happy Life Style




自分はこれから何をやりたいのだろう?

「自分はこれから何をやりたいのだろう?」と自問したとき、ハッキリ答えの出る人はきわめて少ないように思います。これはシニア層だけに限ったことではありません。特にこらからはじめて仕事に就く新卒者にとっては、なおさら自分の進み道の答えが出しにくいのではないでしょうか。


本来人間は多種多様な好奇心を持っておりますので、自分のやりたいことを限定することは非常に難しいことではないかと思います。やってみなければ分からない、と言ったところが多分にあります。かといって一度仕事に就いてしまうと、そうそう他の仕事の経験をしてみることはできません。また、自分に最も向いた仕事を探そうとしても、長年その仕事をやってはじめて分かることであり、始める前から向いているかどうかなどは分かりようがありません。


世の中のもろもろの仕事を見聞きして、あれをやってみたい、これをやってみたい、などと思うことも多々あることでしょう。長年の経験の中から自分が定年後にやりたいことが固まってきたとしても、果たしてそれが自分の能力に見合うものか、その仕事に対する社会の受け入れ体制はどうか、将来性はどうか、などと考えなかなか踏ん切りがつかない、と言ったこともあるでしょう。


まだやりたいことの何らかの目安でもあればよいのですが、多く人はその目安すら見付からないのが大半ではないでしょうか。と言うわけで、定年後も今の仕事のつながりの中で仕事を見つけると言うことが多いでしょう。


このことが良くないと言っているのではありません。むしろこれで納得がいくのであれば逆に理想的な形だと思います。納得まではいかなくても、自分と折り合いをつけることが出来るものであるならば、それはそれでも結構でしょう。


人は一生のうちで多くのことは出来ませんが、誰しも多くの可能性は秘めております。

折角の一生ですから、人生をなるべく悔いの無いように生きるためには多少の冒険も必要ではないでしょうか。ではやりたいことが見付からない、と漠然と考えるのではなく具体的に考えることが必要と思います。その時このような手順で進めてみたらどうでしょうか。


まず、次のようにものはすべて排除するところからはじめる。

  ・自分の能力的に絶対不可能なもの

  ・現在の自分の状況下では無理がありもの

  ・嫌いなもの

  ・なんとなく興味がわかないと思うもの


これらをすべて排除し、残りのもののすべてを対象として、出来るか出来ないかにはあまりこだわらずに、直感的に感じるもの(こと)にターゲットを絞る。始めるにしてもあまりに小さなもの(こと)より、自分にとってある程度大きなもの(こと)が良いのではないかと思います。大きなもの(こと)はそれなりの努力を必要としますが、それに呼応して充足感が得られることでもあります。一生のことですから今一度踏ん張ってみるも必要ではないでしょうか。


出典: 後悔したくない シニアの生活




★やりたかった仕事

60代からやりたかった仕事に転職することは可能でしょうか?「プロ野球選手になりたい」というのはさすがに無理でしょうが、職種によっては実現可能なものもたくさんあります。


店舗、教室などを自宅で開業する

自宅で開業する 陶器や手芸品、木工品などを趣味で作っていた人の中にはプロ級の腕前を持つ人が結構います。作ったものを自宅で販売すれば経費はさほどかからず、すぐにでも開業することができます。

自宅ショップに加えてネット販売を手掛けるのもおすすめです。初期費用がほとんどかかりませんので、リスクを負うことなく販売できます。

ノウハウを伝える教室を開くこともできます。日頃から人脈づくりを心掛けておくと、口コミで生徒さんを増やすことも期待できます。地元のフリーペーパーなどへ広告を出すのも有効です。

飲食店を開業する場合は保健所が定める様々な基準を満たさなければなりません。例えば、店舗専用のキッチンが設置されていること、住居とは別に客用の出入り口が設置されていることなどです。条件を満たしていない場合は改装が必要となりますので、それなりの資金を準備しておかなければなりません。

栄養士・調理師などの資格を持っていない場合は食品衛生責任者の講習を受け、資格を取得します。

また、自宅で開業する場合、奥さんの協力は欠かせません。一緒になって仕事を手伝ってもらえるよう日頃からコミュニケーションをとっておくことが大切です。


資格を取得し開業する

現在資格を取得しただけで生計を立てられるのは「医者」だけといわれています。

文系の最高峰資格である「弁護士」も依頼人あっての仕事です。顧客を獲得するまでに時間を要することからシニアの開業には苦労が伴うでしょう。

どんな資格についてもいえるのはお客さんが付かなければ商売として成り立たないということ。営業力は必須条件となります。

これまでの実務経験をいかした分野の資格を取得し、定年前から仕事をもらえるコネを作っておくのが得策です。

競争の激しい中でも市場が広がったのは司法書士です。債務処理の裁判手続き代行を行えるようになったことや、新会社法により最低資本金制度が廃止され、会社設立登記の仕事が増えたことが背景にあります。


農業をはじめる

定年後に農業を始める人が増えています。新規就農者の半分以上は60才以上というデータもあります。やはりある程度の年齢になると自然の中で暮らしたいと思うものなのかもしれません。

定年後に農業を始める人には2つのパターンがあります。1つは実家が農家で老齢になった両親の後をついで農家を始める場合。2つめは都会で暮らしていた人が一から農家を始める場合です。後継者として農家を始めるのであれば、畑や家、農機具がそろった中で始められますので、資金面の負担は少ないでしょう。人脈も最初から備わっています。一から農家をはじめる場合は資金の確保と、その土地になじむ努力が必要となってくるでしょう。

農業で収益を得るためには、他との差別化が欠かせません。消費者は安全な食品を求める傾向が強くなっていますので、無農薬、減農薬栽培の野菜はニーズが高いです。また、競争をふせぐため、ありふれた野菜よりも他の農家が作っていないものを栽培するほうが生き残りやすいと言えます。

売り方も大切です。現在は農協に出荷する以外にも販売方法がいろいろあります。ネットで販売する方法もありますし、直売所で販売することもできます。安全な食を求める消費者とつながっている組織、例えば 「生活クラブ」 といった組織との取り引きも考慮にいれてみるのもよいでしょう。

定年後に農業を始めるメリットとしては、まず健康的な生活が送れることが挙げられます。さらに食生活に困りません。子育ては終わっていますので、大規模な農業でたくさんの収益をあげる必要がなく、こだわりの作物づくりが可能となります。

新規就農者の支援を行っている自治体もありますので、是非活用することをおすすめします。


出典: 定年後の充実した人生