◎定年後のお金に関すること


★定年後のマネープランを考える

総務省の平成22年度の家計調査報告によると、高齢者無職夫婦世帯の収支は、収入22万円に対し、支出は26万円となっています。


あくまで平均値ですので、家庭によって収支は異なりますが、平均的には毎月4万円以上の赤字になっています。定年後直ぐは再雇用や再就職をして、仕事からの収入がある場合も多いと思いますが、65歳を超えると7割の人が無職になります。


豊かな老後に必要な月の生活費は36万円と言われており、毎月それだけのお金を用意するためには2,000~3,000万円ほどの貯蓄が必要になるでしょう。これは、マイホームに住んでいて大きな手術や入院をしないことが前提になっていますので、賃貸住宅の場合にはもっと大きな資金が必要になります。


高度経済成長期やバブル期に現役だった団塊世代と呼ばれる人たちは、比較的豊かだと言われていますが、それでも貯蓄が2,000万円以上という世帯は多くないのかもしれません。


出典: はじめて個人年金